2024年 09月 23日
9/12 「あいち2025」プレス発表 |
来年秋開催の国際芸術祭「あいち2025」の態変出演が決定しました!
新作を携えて愛知県に向かいます。
先日9/12(木)、愛知県の芸術文化センターにて、参加アーティストやキービジュアルが記者などに向けて発表されるプレス発表が行われ、態変からは主宰の金滿里が参加し、挨拶の言葉を述べました。
会見に同行したスタッフがその様子をお届けします。
わくわくと読んでいただければ幸いです。
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「あいち2025」はちょうど1年後に開催される、日本で行われている大きな国際芸術祭のうちの一つ。
現時点で、全体の半分ほどの参加アーティストが発表されたところ。
「現代美術」部門の参加者が多く、彫刻、陶芸、絵画、写真、映像など。
態変が分類されている「パフォーミンアーツ」部門では、沖縄が拠点の演劇集団や、ニュージーランドのダンスグループなど、現在6組が発表されています。
今回の記者発表は、態変が公演をする予定のホールも入っている「愛知芸術文化センター」の別の部屋で行われました。
10数名の記者の方が取材に来られ、またオンライン配信もある中、開始。
「あいち2025」芸術監督のフール・アル・カシミさんから今回の芸術祭全体のテーマなどについての挨拶がありました。
テーマは、「灰と薔薇のあいまに」。
1967年の第三次中東戦争の後に、アドニスという詩人がかいた詩集からとったものとのこと。
フール監督は、この詩について、「戦争で荒廃した土地をどのようにすればよいのか、取り組んだ作品」と説明し、
パレスチナ、スーダン、コンゴ…、などで今、続いていることに触れ、私たちはそこから何を見出し、芸術がどのように紐解き、どう美しい未来を描くのか、という趣旨のことを述べられました。「あいち2025」のテーマ・コンセプトは以下からも読むことができます。
https://aichitriennale.jp/outline/theme.html
参加アーティストの中で、今回の記者発表に参加したのは、
京都、アメリカ、アラブ首長国連邦、ケニヤなどから、6人の「現代美術」のアーティストと、態変の代表として金滿里。
取材しに来られた記者へ、自分たちのこと、作品、作風について、それぞれ話しておられました。
金滿里は、キュレーター・「パフォーミングアーツ」部門プロデューサー:中村茜さんからの「固有の身体をいかに追求していくのかというかということをこれまで40年やられてきた、態変の思想やコンセプトを教えてほしい」という質問を受けて、態変の紹介、「あいち2025」に向けての抱負を述べました。
スピーチの全文を以下で公開していますので、ぜひお読みください。
http://taihen.o.oo7.jp/upcoming/aichi2025/aichi2025press.html
それぞれの参加アーティストのお話が終わると、記者から質問が出て監督らが答え、記念撮影をして場が閉じられました。
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主催者に選ばれたアーティストたちだけが参加する国際的な芸術祭「あいち2025」は、態変とまだ出会っていない人たちと引き合わせてもらえる場なのだと思います。
そして、態変の参加で、一番大切で、始まりなのは、身体そのものなのだなと、当たり前で大きなことを再確認した、名古屋でした。
「あいち2025」のホームページでは、随時、情報が更新されているようです。
「パフォーミングアーツ」の「参加アーティスト」として、態変の名前も掲載されています。
https://aichitriennale.jp/news/2024/005380.html
来年の秋、楽しみにお待ちください!
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by taihen_imaju
| 2024-09-23 07:23