2012年 11月 18日
ミズスマシ始動! |
劇団態変第58回公演『ミズスマシ』
water strider
劇団態変 Performance Troupe TAIHEN
作・演出 金滿里
音楽 ウォン・ウィンツァン
美術 榎忠
伊丹・アイホール
2012年2月
14日(木)19:30
15日(金)19:30
16日(土)14:00/19:30
17日(日)14:00 — 場所: メタモルホール
今回の新作公演は身体、音楽、美術、を通し「空間と出会う」場の創出をテーマと
した作品となります。
ショービジネスの目指すエンターテイメントスペクタルよりさらに抽象的ではありますが、
それゆえ言葉や通念を通り越した「普遍的芸術」を誰にでも心から楽しんでもらえる
一期一会の「空間と出会う」一時となればと思います。
チケットご予約は11月20日より。
公演直前は完売の場合がございますのでお早めにご予約下さいませ。
本作品のテーマは「空間と出会う」である。
「空間」とは見えるものだけでなく見えないものも
見えるような「場」の事で有り、観客も含めて見えないものも見えるような
「空間」としての楽しみを創出したい。
フリーな感覚で観客も楽しんで欲しいと劇団態変主宰金滿里は語る。
—ミズスマシーこのタイトルに託す作・演出金滿里の作品イメージに迫ってみた。
今回の作品のテーマは「空間と出会う」であるが、
態変がお届けする「空間」を構成する大きな要素は、音楽、美術、身体である。
今回音楽を担当するピアニストウォン・ウィンツァン氏は「瞑想のピアニスト」とも呼ばれ、
その音楽の透明性、耳に心地よく崇高なスピリチュアルに多くの人が魅せられてきた。
それに対して美術を担当する榎忠氏は人柄は穏やかであるが、作品は鉄という素材の荒々しさ、
金属の尖鋭、無言のうちに見るものに訴えかける暴力性を持つ強大なパワーを持つ作家である。
この一見相反する美術と音楽の組み合わせに対し、態変の順応性はあるが、我の強い身体性は、
榎忠氏の暴力性も、ウォン・ウィンツァン氏の透明なクリスタル性も表現したがっているという。
「態変の身体が持つ(暴力性とクリスタル性の)両面性がどっち付かずにならないように、
独自の身体として、音楽、美術と共存する身体性を、
ある意味では水中にも空中にも属さない水面をスイスイ駈ける
ミズスマシ(water strider)に託し、その境界を楽しみたい。」と金滿里は語る。
ショービジネスの掲げるエンターテイメントスペクタルに対し、
今まで態変が追求してきた「魂」を大切にし、故・木村年男と松葉さとみが出演し
「形は魂に追いついてくる」という言葉を体現した、
「霊舞」作品を原点とし、
魂=霊に加え、”舞”の部分をもう少し態変として意識して取り入れたいと語る。
劇団態変制作部 金里馬
water strider
劇団態変 Performance Troupe TAIHEN
作・演出 金滿里
音楽 ウォン・ウィンツァン
美術 榎忠
伊丹・アイホール
2012年2月
14日(木)19:30
15日(金)19:30
16日(土)14:00/19:30
17日(日)14:00 — 場所: メタモルホール
今回の新作公演は身体、音楽、美術、を通し「空間と出会う」場の創出をテーマと
した作品となります。
ショービジネスの目指すエンターテイメントスペクタルよりさらに抽象的ではありますが、
それゆえ言葉や通念を通り越した「普遍的芸術」を誰にでも心から楽しんでもらえる
一期一会の「空間と出会う」一時となればと思います。
チケットご予約は11月20日より。
公演直前は完売の場合がございますのでお早めにご予約下さいませ。
本作品のテーマは「空間と出会う」である。
「空間」とは見えるものだけでなく見えないものも
見えるような「場」の事で有り、観客も含めて見えないものも見えるような
「空間」としての楽しみを創出したい。
フリーな感覚で観客も楽しんで欲しいと劇団態変主宰金滿里は語る。
—ミズスマシーこのタイトルに託す作・演出金滿里の作品イメージに迫ってみた。
今回の作品のテーマは「空間と出会う」であるが、
態変がお届けする「空間」を構成する大きな要素は、音楽、美術、身体である。
今回音楽を担当するピアニストウォン・ウィンツァン氏は「瞑想のピアニスト」とも呼ばれ、
その音楽の透明性、耳に心地よく崇高なスピリチュアルに多くの人が魅せられてきた。
それに対して美術を担当する榎忠氏は人柄は穏やかであるが、作品は鉄という素材の荒々しさ、
金属の尖鋭、無言のうちに見るものに訴えかける暴力性を持つ強大なパワーを持つ作家である。
この一見相反する美術と音楽の組み合わせに対し、態変の順応性はあるが、我の強い身体性は、
榎忠氏の暴力性も、ウォン・ウィンツァン氏の透明なクリスタル性も表現したがっているという。
「態変の身体が持つ(暴力性とクリスタル性の)両面性がどっち付かずにならないように、
独自の身体として、音楽、美術と共存する身体性を、
ある意味では水中にも空中にも属さない水面をスイスイ駈ける
ミズスマシ(water strider)に託し、その境界を楽しみたい。」と金滿里は語る。
ショービジネスの掲げるエンターテイメントスペクタルに対し、
今まで態変が追求してきた「魂」を大切にし、故・木村年男と松葉さとみが出演し
「形は魂に追いついてくる」という言葉を体現した、
「霊舞」作品を原点とし、
魂=霊に加え、”舞”の部分をもう少し態変として意識して取り入れたいと語る。
劇団態変制作部 金里馬
by taihen_imaju
| 2012-11-18 18:15
| 第58回公演『ミズスマシ』